お金の勉強におすすめ「お金の超基本」でお金を貯めましょう!

lifeplanキャリア

お金を取り巻く環境は変わっています。
ちょっと前まで、コンビニでちょっとした買い物は現金で支払う人が多かったのですが、現在はスマートフォンを使って支払う人が増えています。

今までのやり方や考え方で通用することもありますが、やはり時代の流れに乗れることも大事だと思います。

昔のように、「真面目に働いて、貯金して、老後は年金もあるし安泰だ」という時代ではありません。
貯金できるほど給料はありませんし、給料が上がるのかも疑問です。
年金もあてにできるほどもらえるものではありません。

老後の2,000万円問題がニュースになりました。
どうにかする方法を自分で考えないといけません。
お金の仕組みについては、学校では教えてくれません。
自分で勉強しないと、知識がある人は幸せに、知識がない人は不幸になってしまいます。
あなたはどちらの側になりたいですか。

これから先の人生をどうやって生きていくのかを考える「ライフプラン」と必要になる「お金」について基本を勉強できる本を紹介します。

節約・貯蓄・投資の前に今さら聞けないお金の超基本

「節約・貯蓄・投資の前に今さら聞けないお金の超基本」という本を読めば、ある程度のライフプランは立てることができます。
また、生活していくうえで欠かせない「お金」についても書かれていますので、お金とはから始まり、稼ぐ、納める、貯める、使う、備える、増やすことについての基本を学べます。

私は読んでみて、知らないこともあって勉強になりました。
老後資金2,000万円必要だといわれ心配だけど、どうしたらいいのかわからない人は、まず「節約・貯蓄・投資の前に今さら聞けないお金の超基本」を読んでみることをおすすめします。

お金とは

私たちの生活に欠かせないお金です。
お金は働いて得て、生活するために使うのですが、目の前のことだけでなく、将来のことを考える「マネープラン」が大事になります。

マネープランを考えると、見込みの収入や支払いに必要な支出が見えてくるので、収入を増やす方法や支出を減らす方法を考えるなど、具体的にどうしたらいいのかを考えられるようになります。

稼ぐ

会社員で働くか、個人事業主で働くかでも、ライフプランは違います。
会社員は安定した収入があって退職金制度など特徴があります。
個人事業主は安定はしていませんが、個人の努力で収入が増やすことができるのと、定年がなく自分で決めることができるのが特徴です。

働き方で、将来のライフプランは大きく違いますし、収入を増やすことを考えることも必要だと思います。

たとえ大企業だからといっても、絶対に倒産しないや、業績が悪化しないといえる時代ではありません。
万が一に備えて、自分で稼げるようになっていると安心です。

収入を増やすのに資格取得があります。
勤めている会社で、資格取得で手当てがもらえるのならば、積極的に資格を取るのはいいことだと思います。
また、直接的に収入につながらなくても、資格の勉強をすれば知識が増えますので、仕事の幅が広がり、チャンスが増えることになりますのでおすすめです。

副業もおすすめです。
好きなことや得意なことを活かして、副業をしてみませんか。
最近は副業を始める人が増えています。
本業以外に収入があると心に余裕ができたり、おこづかいにできるなどで人気です。
気をつけてほしいのが、本業で副業が禁止されているかどうかの確認をしておくことと、決して無理はしないことです。

納める

お金を稼いだり、物を買ったりしたら税金を納めることになります。
税金は私たちの生活に必要なサービスに使われています。

税金は、節税できます。
たとえば、ふるさと納税です。
ふるさと納税とは、地方自治体に寄付を行うことをいいます。
ふるさと納税の良い所は、お礼の品をもらえて、税金の還付や控除を受けられることです。

ふるさと納税については、「さとふる」のホームページがわかりやすいのでおすすめです。
さとふるへのアクセスはさとふるでできます。

貯める

お金を増やす前にお金を貯めれるようになりましょう。
お金を貯めることができれば、予想外の支出があっても大丈夫ですし、投資などお金を増やすことにも使えます。
生活に支障がない範囲で積み立てして、ある程度貯まってきたら、一部を投資に回すなどすると、コツコツ頑張った結果が、大きなお金になります。

預貯金と違うのですが、保険も一つの方法です。
昔は、養老保険などの商品で払い込み保険料より受け取れる保険金が多い保険があって貯蓄もかねて利用されていましたが、現在は、元本割れする傾向にあります。

ですが、子ども保険(学資保険)は、契約者(親)に万が一があったときに、払い込みが免除になり、満期時に保険金を受けとることができますので、お金を貯める(残す)意味でも、保険はライフプランを考える上で、外せないものです。

さらに保険は、支払っている保険料から一定額の所得控除ができるので、節税にも利用できます。

ファーストフード店のそばに住むと貯蓄ができない?

貯蓄できる人とできない人の違いはどこにあるのかは、「日ごろの金づかい」にあるといえるでしょう。
毎月知らない間にお金がなくなっている、という人は衝動的に欲しいと思ったものを買い、お金をつかってしまっていることが多いのではないでしょうか。
「金づかいの荒さ」は、住む場所に影響されるといわれています。

我慢強さと金づかい

カナダのトロント大学のサンフォード・ディボーは、世界30か国において人口当たりのマクドナルドの店舗数と、家計の支出についての関連性を調べました。

その結果は、マクドナルドの店舗が多い地域に住む人ほど、金づかいが荒い」ということがわかりました。
ファーストフード店では、手軽に食事をすることができます。
そのため、ファーストフードに慣れると、即時的に自分の欲求を満たすことに慣れてきます。
言い換えると、「我慢強さのようなものが、できなくなっていく」といえるのです。

そして、欲しいものがあればすぐに買うという行動パターンが身についてしまい、金づかいもどんどん荒くなるというわけです。

ディボーは、マクドナルド以外のファーストフードについても調べましたが、同じ結果でした。

さらに、ファーストフード店がたくさんある地域に住む人は、少ない地域に住む人に比べ、あまり貯蓄ができないこともわかりました。
欲しいものがあると、我慢ができずに購入してしまうからです。

「不便」我慢を強いる

家の周りに、コンビニやデパート、ファーストフード店など、気軽に買い物ができる環境が整っていたら、どうしても金づかいが荒くなってしまうのも仕方ない気がします。

近所に買い物をしたり、食事をすることができない不便な場所であれば、お金を使うことはできません。
わざわざ遠くにまで買い物に出かけなければならないと、億劫になって、我慢するでしょう。
不便であるから、我慢強くなり、貯蓄もできるようになります。

ただし、最近は都会に住もうが田舎に住もうが、スマートフォンとインターネット環境整っていたら、簡単に買い物ができるようになりました。
ネットショッピングで簡単に買い物できるようになるとなると、やはり人は我慢できなくなり、貯蓄できないようになってしまいます。

貯蓄をするためには、月これまでといった限度額を設定するなど自分を律することが必要になります。

使う

お金をまったく使わないというのは無理です。
普段お金を使っている中で、本当に必要な支出かどうかを考えてみましょう。
ここで大事なのが、なんでもかんでもケチればいいというものではありません。
自分へのご褒美や楽しみを削って節約するのは、やる気の低下などに繋がりますのでおすすめしません。
節約は必要な支出だと思われるものから考えてみましょう。
改めて考えると、節約できそうな支出があるかもしれません。

衝動買いを減らすコツ

後々考えたらなんで買ったのか、なぜ欲しかったのかわからないという経験はありませんか。
衝動買いをしないためにどうしたらいいのかを紹介します。

欲しいものを手に入れたのに後悔する衝動買い

欲しいものがあると、どうしても欲しくなってしまってすぐさま購入してしまうことを「衝動買い」といいます。

欲しいものが手に入るのですから、本来はうれしいことであるはずなのに、衝動買いをして後悔する人は多いです。
「なんでこんなものを買ってしまったのか」と後悔したことはありませんか。

衝動というのはコントロールできるものです。
自分の衝動をコントロールして、衝動買いの後悔をなくしましょう。

距離を置く

誘惑を引き起こす対象から、ほんの少しでもいいので、時間的・空間的な距離を置くことです。

これはテンプル大学のジョージ・アインスリーが提唱しているコントロール法があります。

「目の前に誘惑を引き起こす対象があるから、衝動が高まるのであって、目につかないところに対象を移動させる、あるいは自分自身が移動してしまえば、衝動を消滅させることができる」です。

たとえば、目の前においしそうなチーズケーキが置かれていたら、食べたく食べたくてしかたありません。
ですが、そのケーキを戸棚や冷蔵庫に隠してしまえば、食べたいという欲求を制御できます。

デパート内を歩いているとき、どうしても洋服やアクセサリーが欲しくなってしまったら、とにかくその場から離れ、できればデパートから出てしばらく散歩をしてみてください。

欲望の対象から、とにかく一時的にでも、離れてしまえば、我慢をすることも可能になります。

衝動は長続きしない

どんなに欲しいものがあっても、その場で買ってはいけません。
「とりあえず明日、もう一度買いに来よう」と考えて、いったんその場から離れましょう。
翌日になれば、それほど欲しくないようになっているかもしれないからです。

人間の衝動は、長続きするものではありません。
いったんその場から離れると、衝動をコントロールすることができます。

備える

社会保障について知っておくです。
たとえば、年金制度や公的な医療制度などです。
年金を知れば、きっと年金だけでは老後が厳しいや、医療制度を知っていれば病気やケガになったときの負担の把握ができます。

社会保障を知ることで、将来に備えるには何が必要なのかが見えてきます。
必要なものがわかれば、準備できますので安心です。

増やす

お金を増やすことも大事です。
昔は貯金の利子が高く、お金を預けているだけで、元本保証で安心でお金が増える夢のような時代があったそうですが、今は違います。

低金利といわれているように、銀行に預けていても、お金は増えません、下手したらコンビニなどで引き出したときの手数料の方が利子より高いかもしれません。

だからこそ預貯金以外でお金を増やすことを考えないといけません。
そこで投資がでてきます。

投資はギャンブルではありません。
一攫千金で大金を狙うのでなく、コツコツ積み立てしていく投資を私はおすすめします。

投資は、株式、投資信託、外貨預金、不動産、金などさまざまあります。
投資は元本が保証されるものではありませんので、まずは、自分で勉強して知識を得てから、自分に合う投資を探してみてはいかがでしょうか。

以上が、私が「節約・貯蓄・投資の前に今さら聞けないお金の超基本」を読んでみて思ったことをまとめました。

この本は、わかりやすくお金の基本について書いていますので、興味があればぜひ読んでほしいです。

参考、紹介した本

「節約・貯蓄・投資の前に今さら聞けないお金の超基本」

内容
近年、お金をとりまく状況がダイナミックに変わってきています。
例えば、カードやオンライン決済の普及で現金が手元になくても生活できるようになってきました。
また、人生100年時代を迎え、生き方や働き方を見つめ直す機運が高まっています。
本書はこのような状況の変化についていけていない人や、お金のことを習わないまま大人になってしまった人などに向け、一から学び直すための情報を紹介しています。

著者略歴
泉 美智子
子どもの経済教育研究室代表。
ファイナンシャル・プランナー。
京都大学経済研究所東京分室、公立鳥取環境大学経営学部を経て現職。
消費者教育を中心に、全国各地で講演活動を行う。
教育テレビ番組「豊かさのものさし」の制作にも携わり、テレビ、ラジオ出演も。
環境、経済絵本、児童書の執筆多数

坂本 綾子
日本ファイナンシャル・プランナーズ協会認定CFP、1級ファイナンシャル・プランニング技能士。1988年より、女性誌、マネー誌にて、お金の記事を執筆。
取材した人の数は1000人以上。2008年より、情報サイト「オールアバウト」マネーガイドとして、預・貯金、銀行・郵便局などの取材記事を執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

出典 Amazon 商品説明

「身近にあふれる心理学が3時間でわかる本」