台風や集中豪雨の対策や準備はできていますか?押さえておきたいポイントを紹介します

hinanコラム

季節の変わり目には梅雨前線や秋雨前線が停滞して大雨を降ります。
さらに、台風は広い範囲に大雨を降らせ、暴風もたらします。
また近年は、集中豪雨やゲリラ豪雨と呼ばれ、わずか数時間で数百ミリという量の雨が降ることもめずらしくありません。

毎年、日本のどこかで大雨が降り、河川の氾濫や土砂災害が発生しています。 私たちの身にいつ起こるかわからない災害への備えはできていますか?
「備えあればうれいなし」の知っておきたい災害と備えについて紹介します。

台風や集中豪雨によって起こる災害について

台風や集中豪雨によって起こる災害の被害はひどいものです。

土砂災害

土砂災害は、土砂によって、一瞬にして多くの人命や住宅などの財産を奪ってしまう恐ろしい災害です。
山や川の石などの土砂が集中豪雨などによって一気に下流へと押し流される現象を土石流といいます。
また、山の斜面や自然の急傾斜の崖、人工的な造成による斜面が突然崩れ落ちることを崖崩れといいます。

土砂災害の例
(平成24年7月 熊本県阿蘇市)7月11日から14日にかけて、本州付近に停滞した梅雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んだため、九州北部を中心に大雨となりました(平成24年7月九州北部豪雨)。
この大雨により、熊本県の阿蘇地域(阿蘇市、高森町、南阿蘇村)では土石流や崖崩れが多発し、死者・行方不明者25人が生じるなど大きな被害となりました。
低気圧や台風、前線などによって積乱雲が同じ場所で次々と発生・発達を繰り返し、数時間で100mmから数百mmという大量の雨を狭い範囲に降らせることがあります。
このような雨を「集中豪雨」といいます。
平成24年7月12日の未明から朝にかけて、熊本県阿蘇市阿蘇乙姫では1時間に80㎜を超える猛烈な雨が4時間にわたって降り続き、総雨量は500mmに達しました。

出典 気象庁 台風や集中豪雨から身をまもるために 土砂災害

洪水災害

洪水災害は大雨や台風などで、河川の流量が異常に増加することによって堤防の浸食や決壊、橋の流出等が起こる災害のことをいいます。
一般的には、堤防の決壊や河川の水が堤防を越えたりすることにより起こる氾濫を洪水と呼んでいます。

洪水災害の例(平成24年7月 九州北部豪雨)
7月11日から14日にかけて、黄海から本州付近にのびる梅雨前線に沿って非常に湿った空気が流れ込み、九州北部地方を中心に記録的な大雨になりました。
これらの大雨により、河川のはん濫や土石流、がけ崩れ等が発生し、熊本県、大分県、福岡県で死者30名、行方不明者2名となったほか、九州北部地方を中心に1万棟を超える住家の損壊・浸水等が発生しました。
河川については、矢部川で堤防が決壊し、白川、合志川及び花月川等で護岸崩壊等が発生し、各地で浸水被害等が多数発生しました。

出典 気象庁 台風や集中豪雨から身をまもるために 洪水災害

暴風による災害

暴風による災害は、平均風速15~20m/sの風が吹くと、歩行者が転倒したり、高速道路での車の運転に支障が出始め、更に強くなると建物の損壊、農作物の被害、交通障害など社会に甚大な被害をもたらします。
また、風で飛ばされてきたもので電線が切れて停電したり、最大風速が40m/sを超えると電柱が倒れたりすることがあります。
さらに、台風の周辺では、暖かい空気が流れ込み大気の状態が不安定となり、活発な積乱雲が発生して竜巻等の激しい突風を伴うこともあります。

暴風害の例(平成19年7月13日 沖縄県那覇市)
平成19年台風第4号は、7月13日昼前から昼過ぎにかけて、非常に強い勢力で沖縄本島にかなり接近し、西海上を通過しました。
この台風の影響で沖縄本島地方では風速25m/s以上の暴風域に入り、那覇市では最大風速33.1m/s、最大瞬間風速56.3m/sを観測しました。

出典 気象庁 台風や集中豪雨から身をまもるために 暴風による災害

何もかも奪い取る恐ろしい災害ですが、命だけは守れるように準備しておきたいですね。

防災気象情報の活用と警戒レベルの対応

「避難勧告等に関するガイドライン」(内閣府(防災担当))が平成31年3月に改定されました。
「自らの命は自らが守る」という意識を持ち、自らの判断で避難行動をとるとの方針が示され、この方針に沿って自治体や気象庁等から発表される防災情報を用いて住民がとるべき行動を直感的に理解しやすくなるよう、5段階の警戒レベルを明記して防災情報が提供されました。

自治体から避難勧告(警戒レベル4)や避難準備・高齢者等避難開始(警戒レベル3)等が発令された際には速やかに避難行動をとりましょう。
一方で、多くの場合、防災気象情報は自治体が発令する避難勧告等よりも先に発表されます。
このため、避難が必要とされる警戒レベル4や高齢者等の避難が必要とされる警戒レベル3に相当する防災気象情報が発表された際には、避難勧告等が発令されていなくても危険度分布や河川の水位情報等を用いて自ら避難の判断をしましょう

避難にあたっては、あらかじめ指定された避難場所へ向かうことにこだわらず、川や崖から少しでも離れた、近くの頑丈な建物の上層階に避難するなど、自らの判断でその時点で最善の安全確保行動をとる臨機応変さも大事です。

出典 気象庁 防災気象情報と警戒レベルと対応について

自分や家族で行う災害への備え

台風や大雨は、大きな災害をもたらします。
ですが、警報などの防災気象情報を利用して、被害を未然に防いだり、軽減することは可能です。
テレビやラジオ、インターネットなどの気象情報に十分注意してください。
台風や大雨の危険が近づいているというニュースや気象情報を見たり聞いたりしたら、災害への備えがしっかりできているかの確認しましょう。

台風や大雨の前に確認しておきたいこと

家の外の備え

  • 窓や雨戸はしっかりとカギをかけ、必要に応じて補強する
  • 側溝や排水口は掃除して水はけを良くしておく
  • 風で飛ばされそうな物は飛ばないよう固定したり、家の中へ格納する

家の中の備え

  • 非常用品の確認
    懐中電灯、携帯用ラジオ(乾電池)、救急薬品、衣類、非常用食品、貴重品など
  • 室内からの安全対策飛散防止フィルムなどを窓ガラスに貼ったり、万一の飛来物の飛び込みに備えてカーテンやブラインドをおろしておく
  • 水の確保断水に備えて飲料水を確保するほか、浴槽に水を張るなどして生活用水を確保する

用意しておきたい非常用品の例

  • リュックサック
  • 飲料水、乾パンやクラッカーなど、レトルト食品、缶詰など飲食物
  • 救急医薬品、常備薬、マスクなど医療薬品
  • 現金(小銭も)、預金通帳、印鑑、健康保険証、身分証明書など貴重品
  • 下着、タオル、寝袋、雨具、軍手、靴・ナイフ、缶切、鍋や水筒、懐中電灯、ラジオ、電池、ロープ、マッチやライター、使い捨てのカイロ、ティッシュ、筆記用具、ごみ袋など避難時に必要なもの
  • 防災頭巾やヘルメットなど身を守る物

非常用品は持ち出せる量にしておく必要があります。
また、赤ちゃんやお年寄りがいる家庭では用意しておきたいもの(おむつなど)ありますので、定期的に確認することをおすすめします。

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避難場所の確認

  • 学校や公民館など、避難場所として指定されている場所への避難経路を確認しておく
  • 普段から家族で避難場所や連絡方法などを話し合っておく

災害時はスマートフォンなど使えない場合があります。
避難場所について確認しておけば、家族と合流できたり、情報を得ることができるので、あらかじめ確認しておきましょう。

まとめ

災害への対策はしておかないと、生命に関わります。
たいしたことないと思って避難しないと命取りになることもあります。
台風や大雨の際は、最新の情報を手に入れ、早めに避難しましょう。

気象や災害については気象庁のホームページで確認できます。
いつ被害にあうかわからないからこそ、普段から危機意識を持って生活しましょう。

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