私はブログで書いた文章を一人でも多く、「読んでよかった」や「ためになった」と思ってもらえるブログを目指しています。
そのためには内容も大事ですが、文章の読みやすさも大事だと考えていて、文章の書き方を勉強しています。
私はブログですが、ブログ以外にも文章を書くのは、ツイッターやフェイスブックといったSNSもありますし、仕事でもメールや企画書、報告書など文章を書く機会はみなさんあると思います。
文章で書くことに悩んでいませんか?
たとえば、SNSであなたの思ったことやステキな情報を発信しても、反応がないと寂しいですよね。
「いいね」や「フォロー」してもらえる文章には理由があるはずです。
文章を発信するなら人を引きつけて読んでもらえる文章の方が良いですよね。
文章の書き方ひとつで変わる、知って損しない文章の書き方についての良い本がありましたので紹介します。
紹介する本
「あなたの文章が劇的に変わる5つの方法」
文章が劇的に変わる極意5つ
あなたの文章が劇的に変わる5つの方法には極意として5つあります。
極意1
文章のゴールをはっきりと見極めるべし!
極意2
難解な言葉を使わず説明できる。それが文章のプロ。
極意3
鍵は文末にあり!文末変化でイメージはガラリと変わる!
極意4
最低限の文法で、相手の理解度はより加速する!
極意5
心をつかむ「フック」に全力を傾けろ!
これら5つの極意について簡単に紹介していきます。
極意をしっかり知りたい方は書籍を購入して読んでくださいね。
極意1 文章のゴールをはっきりと見極めるべし!
読み手の存在を意識して、「誰に」「何を」「何の目的で」「どう伝えるか」を考えて、ターゲットを明確にすることです。
ターゲットを明確にすることによって、書く内容のイメージができて、心に刺さる文章が書くことができます。
読ませたい相手はどんな人、ターゲットを絞る要素の例
・顔、体形、性格、性別、年齢
・仕事(月収、年収)
・家族構成
・既婚、未婚
・居住地(都心、郊外、地方)
・趣味、生活スタイル
・悩み
極意2 難解な言葉を使わず説明できる。それが文章のプロ。
硬い言葉やカタカナ語を言い換えることができるのかが重要なポイント
硬い言葉の例は「遺憾の意」や「忖度する」で、カタカナ語の例は「アイデンティティ」や「エビデンス」や「リテラシー」などです。
ターゲットにしている対象によって、言葉が分かる人もいれば、分からない人もいます。
あなたの文章を読んでくれている人は、あなたと同じ経験をしてきているわけではないのだからです。
時と場合によっては専門的な用語を言い換えて、誰にでも理解できる文章にできる力が必要です。
慣用句や表現に注意
誤った慣用句や表現を使ってしまうと、あなたの文章の意味が変わるので注意です。
使い方を注意したい慣用句
・気が置けない
気配りや配慮を必要とする関係に使っている人がいますが、本来は仲が良くて遠慮しなくててもいい関係に使います。
・敷居が高い
レベルが高くて分不相応な場合に用いるのは間違いです。
本来は後ろめたいことがあって、もう一度行くのは抵抗がある場合に使います。
言い方を間違いやすい慣用句
・誤り 間が持たない ⇨ 正 間が持てない
・誤り 足元をすくわれる ⇨ 正 足をすくわれる
・誤り 熱にうなされる ⇨ 正 熱にうかされる
使い方に注意したい表現
・役不足
能力が足りないという意味で使用する人が多いのですが、正しくは、役目が軽すぎることをあらわします。
・煮詰まる
成果が出ず、煮詰まった状態など、追いつめられた状況で使われがちですが、本来は議論や考えが出尽くして結論の出る状態になること。
結論が出る寸前に用いるのが正しいです。
慣用句にしても表現にしても、本来の意味をしっかり知っておくことが大事でです。
辞書など使い調べておくといいですね。
極意3 鍵は文末にあり!文末変化でイメージはガラリと変わる!
語尾の使い方で印象は変わります。
「だ・である調」と「です・ます調」のことです。
「だ・である調」は重みがあり断定的なイメージです。
「です。ます調」はやわらかいイメージです。
文章によって使い分けが必要です。
同じ語尾を続けると単調になるので注意です。
「だ・である調」であれば「なのだ」「思う」など使えます。
「です・ます調」であれば「でしょう」など使えます。
語尾で全体の文章の印象が決まりますので覚えておきたいですね。
極意4 最低限の文法で、相手の理解度はより加速する!
「て・に・を・は」の使い方です。
①散歩が好きです。
②散歩は好きです。
①は散歩が際立ち、②は複数ある中で散歩が好きという感じになります。
形容詞の置き方で意味が変わります。
①あの店は高いが、うまい。
②あの店はうまいが、高い。
①と②は同じ言葉を使っていますが、印象が違いませんか。
①は「うまい」が強調され、高くてもうまいのでおすすめ感がでています。
②は高いが意識として残り、うまくても高いんだよというそこまでおすすめ感が出ていないですよね。
接続詞の使い方次第で目的が明確になります。
接続詞は語句や文をつなげる役割があります。
「だから」「しかし」「そこで」などが接続詞です。
接続詞は便利ですが、使い方によって意味が変わりますので注意して使いたいですね。
主な接続詞
並列:前の語句に続けて、次の事柄を並べる場合に使う
また・ならびに・および
順説:前の語句が原因または理由、後ろの語句が結果をあらわす
だから・したがって・そこで・それで・そのあと・すると
添加:前の語句につけ加える場合に使う
そして・それから・しかも・それに
対比:前後の語句を比べる場合に使う
一方・反対に・逆に・むしろ
選択:前後で選択する場合に使う
あるいは・または・それとも
説明:前の語句に説明を加える場合に使う
なぜなら・というのは
補足:前の語句に補足する場合に使う
ただし・なお・ちなみに
言い換え:前の語句を言い換える場合に使う
要するに・すなわち・つまり
転換:話題や状況を変える場合に使う
ところで・では・さて・次に・そういえば
極意5 心をつかむ「フック」に全力を傾けろ!
文章で読み手の心をつかむための、文章のはじめに「つかみ」を置く事です。
文章の導入部分で「あれ?」「何だろう?」と思えるような事実や数字が入ることで、読み手を誘うことができます。
みんながひきつけられる言葉として、
「無料」「特典付き」「失敗しない」という言葉があると魅力的ですよね。
簡単という言葉も、
「小学生でもできる」「初心者でも迷わない」「1分で完成」という言葉に置き換えると、ただ単に簡単と言われるよりもひきつけられませんか。
文章に事実だけでなく、感情や思いを書くことによって、あなただけの文章になって、人をひきつけることができます。
この5つの極意が文章が劇的に変わる5つの方法です。
この本の続きにはSNS、ブログの文章術やビジネスメールでセンスを上げるといった内容が書いてあります。
もし、SNSや仕事の文章でお悩みなら一度読んでみる価値ありです。
まとめ
私の経験なのですが、社会人になって間もない頃は、よく文章を書き直しをしたことを覚えています。
ほぼ全部にダメ出しを出されましたね。
あと、時間をかけた書き上げた文章が相手に伝わらなかったことがあります。
そんな文章を書くことが不得意な私が、今ブログ書いているのがなんか不思議です。
本を読んだからすぐに文章がスラスラ書けるようにはならないですよね。
文章を書く実践して少しずつ身につけます。
私を含めた、みなさんが心をつかむ文章を書けますように、この記事が役立つことができれば幸いです。
文章の書くコツで起承転結の本もおすすめしています。
こちらの本も参考になると思いますのでどうぞ。