社会に出て働くと様々なことがあります。
ビジネスマナーができていると、良好な人間関係ができたり、トラブルを回避できたりしますので、一度確認していただいて、良い所は参考にしてください。
ビジネスマナーとは?
お互い気持ちよく仕事をするための方法
ビジネスマナーは法律や規則ではないです。
ビジネスマナーを無視して仕事をしても捕まって罰せられることはありません。
ただ、ビジネスマナーをおろそかにしていると、会社の上司や同僚、取引先に信用が得づらくなってしまいます。
せっかくのあなたの能力が活かせなくなってしまいます。
ビジネスマナーはいろいろありますが、何より相手への思いやりの心が大切です。
逆に思いやりの心がなければ、ビジネスマナーを習得しても効果が期待できません。
ビジネスマナーを習得して気持ちよく仕事をして、たくさんの信頼を築いていきましょう!
ビジネスマナーの基本
ビジネスマナーはたくさんありますが、ここでは基本の3つを紹介します。
- 身だしなみ
- 所作
- 言葉遣い
1.身だしなみ
男性の整えておきたい所
- 髪:洗髪して寝ぐせのない髪
- 顔:ヒゲのそり残しのない顔
- スーツ:シワのないスーツ
- シャツ:襟や袖に汚れがなくアイロンがキッチリできているシャツ
- ネクタイ:まっすぐ結ぶ
- ズボン:裾の長さに気を付ける
- 靴:汚れをとり、磨いておく
女性の整えておきたい所
- 髪:ヘアカラーは会社の規定があれば合わせる
仕事の妨げにならないように気を付ける - 顔:ナチュラルメイクを心がける
- スーツやシャツ:基本的なデザインでサイズの合ったのを選ぶ
- 靴:汚れをとり、磨いておく
- アクセサリー:あまり目立たないよう控え目のアクセサリー
毎日、鏡見て確認してみましょう。また、笑顔もしてみると気持ちよく仕事できます。
服のしわや靴の汚れは自分は気にならなくても、相手は気になるものです。
気づいたらキレイにしておきましょう。
2.所作
基本姿勢とお辞儀
- 背筋を伸ばし胸をはりアゴを引く
- 目はまっすぐ相手を見る
- 男性は手を真っすぐおろし指はそろえる
- 女性は指先をそろえて自然に前で重ねる
お辞儀の種類
- 会釈:廊下ですれ違ったとき
- 敬礼:一般的な場面でのお辞儀
- 最敬礼:感謝や謝罪などのとき
- 分離礼:あいさつを言った後にお辞儀をする
物の授受
あいさつ時の名刺の受け渡しや書類の受け渡しなど基本の動作ができていると、感じの良い信頼できる人と良い印象が得られます。
物の授受のポイント
①相手の方を向く
②両手で渡す
③相手の方に向ける
④相手が受け取りやすい位置で渡す
例:名刺を渡すとき
1.名刺入れから名刺を取り出す
2.名刺入れの上に名刺を重ねて両手で持つ
3.名刺を渡す「○○会社の○○と申します」
4.相手から名刺を受け取る「頂戴いたします」
さらに良い印象のためにできること
- 自然の笑顔であいさつ
- 視線は相手の目⇨渡すもの⇨相手の目
- 無言で渡さずに言葉をつける「よろしくお願いいたします」
3.言葉遣い
あいさつで気を付けること
- 相手に届く声で
- 相手の顔を見る
- 上司、先輩には自分からあいさつ
- 無言で出社、退社しない
- 名前を呼ばれたら「はい」と返事する
ビジネスで使うあいさつの言葉
- おはようございます
- ありがとうございました
- はい、かしこまりました
- よろしくお願いいたします
- 失礼します
- 申し訳ございません
- お待たせいたしました
- お疲れ様です
- お先に失礼いたします
クッション言葉を覚えておくと便利です。
相手に何かお願いするときや相手に意見するときに言葉の前に使うと、相手を気遣う気持ちが伝わります。
- 失礼ですが
- 恐れ入りますが
- 申し訳ございませんが
- お手数をおかけしますが
- 大変恐縮ですが
- ご迷惑をおかけしますが
ビジネスマナー習得しておいて損はありません
こんなのあたり前だと感じられる方もおられるでしょう。
しかし、このあたり前をできていないと損するのはあなたです。
一人では仕事はできません。
良い人間関係を作って、良い仕事して、良い人生にしましょう!!